<油業報知新聞>事故ゼロ・フォーラムのキックオフについてご掲載頂きました(4/26)
<以下、油業報知新聞様の記事となりますので複製・改変・無断転載はご遠慮ください>
事故ゼロ・フォーラム 事故ない社会目指し発足
事故ゼロ・フォーラム(寺園和文理事長)は10日にEDGEof(東京都渋谷区神南)で「事故ゼロ・フォーラム発足」を開催した。
冒頭は、小園洋輔常務理事の乾杯で開始した。
続いてSS運営に携わり多数の講演会講師を務める寺園理事長が同フォーラムを立ち上げた経緯を説明し「あなたの大事な人が交通事故の加害者となり、 被害者となる。事故がゼロになるまでこのフォーラムを続けていく」とあいさつした。
三浦雅弘専務理事による説明では設立の基本理念を
①事故ゼロ・フォーラムは2030年までに交通事故0社会の創造をめざした活動を行う
②事故ゼロ・フォーラムは今ある社会問題の解決に向けたイノベーションを起こす場である
③事故ゼロ・フォーラムは今ある問題に向き合い来に対する提言を行う
④事故ゼロ・フォーラムは事故による悲劇がなくなるまで存続するーとした。
目的は
①事故0社会を目指すための具体的な活動を実施
②事故0社会を目指すための働きかた指導の提言を実施
③事故をなくすガイドラインの策定
④フォーラムにおける議論から賛否の決議を行い、実行プランを発表・実施していくーの4点を掲げた。
事故ゼロ・フォーラムのメッセージを「NOW, LIFE IS LIVING YOU」(今、いのちがあなたを生きている)と定めた。
続いて「事故ゼロ・フォーラム会員」の一番目となったTokyo Supercarsが登壇し、事故のない社会という思いに賛同したことを伝えた。
なお、「事故ゼロ・フォーラム」は会員企業に事故ゼロプロジェクトを優先的に案内し非公開のプロジェクトの参加機会を提供するー特別会員月額10万円(年一括100万円)、スポンサー月額5万円からーとなっている。
基調講演は事故ゼロ・フォーラムアドバイザーの櫻井智明氏が務め「厳しい財政状況による困難な自治体運営、成熟する社会の中での行政に対する住民ニーズは多様化・高度化しており、従来の『行政=公共=公平』という枠組みの中では対応しきれない課題が増えている。
地域ことを良く知っている『住民』が地域の問題を解決するために行動することではないか。
『地域力=シチズンシップ』をいかにして育て、成長させるか。
技術だけではなく、社会を構成するステークホルダーである人間にフォーカスし、行動経済学によって人間の心理を上手く使うことでNodgeな感じで事故を減らす。そんな事故ゼロに向けた活動を行いたい」ーとした。